繁華街の地下で。
いつもの呉服屋を覗いたら、セールになっていた。

この呉服屋は、紬や木綿を多く扱っており品揃えは良いのだが、
私の好みの色柄とはどれも若干ズレているため、「買わずに済む店」。
お金を使わずに済む、入りやすい店なのだ。

たまたま娘と一緒だったので、若い子向けの浴衣を見せて貰ったら
←その時は買う気ゼロ

真っ赤な反物が目に入った。

娘は青系好みだし、私も「真っ赤ぁ?」と思うタイプなのだが、
その真っ赤な反物は、とても印象に残った。

娘も、その真っ赤が良いと言う。
ローティーンの娘の浴衣など、吊しで十分 ミシン縫いで十分と思っていたが。
結局買うことにした。

呉服屋で二人で選び、仕立てて貰う、真っ赤な浴衣。
思い出に残る浴衣になりそうな気がしたから。

私が自分で縫えれば、一番良かったのだが。
40代でやりたいことは色々あるけど、やっぱり和裁が一番やりたいかな?

それにしても。
好みのズレで気に入っていた店だったのに。
通っているうちに、店の傾向に感化されちゃったのかも。
ああ、危ない危ない。

コメント