三井記念美術館 三井家のおひなさま

雛人形目当てで出かけたが、特別展示は「きものー明治のシック・大正のロマン・昭和のモダン」
非常に面白かった。

全部で14点のみの展示だが、
・時代毎に分けての展示 対比の面白さ 明治=凝っていて地味 大正=華やかさ
・裾模様の着物が大半 裾だけ見れば良いと言う疲れ無さ(笑

着物・人形と言うだけで、時代関係無く並べても、美術館や博物館の意味は無い。
「どう見せるか」演出の上手さに唸らされた。
最近の、人が来てくれればイイヤ的なひな祭り展示やアンティーク着物展示は、最初のうちは面白かったけど、もう飽きた。


人に会う時、どこに目線を置くかは難しい。あまり見つめ合っても照れるし。
裾模様は、「裾を見れば良い」「裾を見て貰えば良い」 良く出来た着物よのぉ~
着物の時代は、洋服の現代より、日本人同士の人間関係がうまくいっていたのかもしれない。
流行の「江戸しぐさ」を考えてみても。

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